SHOEI NEWS2019年 11月号 Vol.237

CONTENTS

商況案内

2019年産カリフォルニア・アーモンド市況

2019年産の総収穫量は23億5千万ポンド程度になるとの見方が強まる

画像クリックで拡大します

2018年産カリフォルニアアーモンドは7月末で年度末を迎え、年間累計では総収穫量が22億69百万ポンド(前年比100.4%)、総供給量は25億82百万ポンド(前年比98.8%)、出荷量は22億64百万ポンド(前年比100.6%)となりました。
収穫量と出荷量はほぼ同じですが、収穫量の内、2%(45百万ポンド)は虫害などの不可食部分であることから、2019年度への繰越在庫は318百万ポンド(前年比88.7%)と大幅に減少しています。
現地時間の10月10日に発表された9月末締めのレポートによりますと、2019年産の収穫量は8~9月の2ヵ月累計で8億39百万ポンド(前年比100.7%)となり、前年からの繰入在庫が少ないことから総供給量は11億41百万ポンド(前年比97.0%)となりました。
最終収穫予想が減産予想であり、収穫開始時期が昨年より1週間ほど遅れている中で、9月末時点での収穫量が前年を上回っている理由としては、①収穫の早い南部地域において早生種ノンパレルの単収が、前年より25~30%伸びていることと、②品種改良されたインディペンデンス種(交配に異品種を必要としない早生品種)を、数年前から農家が植樹しており、徐々に収穫量が増えてきていること、などが挙げられます。
尚、2019年産の収穫状況ですが、今年は例年より1週間程度遅れて収穫が始まり、10月中旬でほぼ全ての品種の収穫が終了しています。地域別の生産量は南部が55%、中部が30%、北部が15%程度、品種別ではノンパレル種が全体の40%程度を占めています。
ノンパレル種については、南部は作柄が良く、前年比で25~30%の増産となっています。中部は西側が増産ですが、東側モデスト地区は20~25%の減産、北部は農園によってばらつきが出ている状況です。中部東側が不作となっているのは、開花時期に冷たい風が北側から流れ込み、バクテリアブラストと呼ばれる花腐れが多く発生したためと言われています。
また、中生、晩生品種についてはまだ時期尚早ですが、南部が前年並み、中部、北部は減産傾向にあることから、2019年産の総収穫量は23億5千万ポンド程度になるとの見方が強まっています。
一方で出荷量は、8~9月の2ヵ月累計で3億44百万ポンド(前年比106.5%)となっており、収穫状況が芳しくないことを受けて、各国バイヤーが手当てを進めていることから、現地在庫の成約数量は6億65百万ポンド(前年比119.3%)と伸長しています。
このため、現地相場は値上がり基調にあり、当面、相場は強含みで推移するものと思われます。

2019年北米産ブルーベリーワイルド種市況

収穫減、現地価格値上がり傾向

画像クリックで拡大します

2019年産北米産ワイルド種のブルーベリーは、今年の冬場寒さが厳しかったことや春先の気温が低かった影響から収穫開始が例年よりも5日~10日程遅れました。
主要産地であるアメリカメイン州では8月上旬頃から、カナダマリタイムエリア(ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、プリンス・エドワード・アイランド州)では8月中旬頃から収穫開始となりました。
メイン州やノバスコシア州では冬場に降雪量も十分でなく、寒さによりダメージを受けた果実が多く収穫量が減少しました。また、ケベック州産地では雨が少なく水不足が報じられています。
北米産ワイルド種のブルーベリーは2014年~2016年まで過去3年とも140,000トン以上と豊作が続いたことから、ここ数年で市場価格は大きく値下がりしました。このため農家においては収益が悪化したことから生産面積を抑えたり、収穫を制限するなど収穫量が減少する要因となりました。
これらの状況から今期のアメリカメイン州エリアでの予想収穫量は約5,500万ポンド(約24,900トン)、カナダマリタイムエリアにおいては、約1億1,200万ポンド(約50,700トン)、ケベック州においては、約7,000万ポンド(約31,700トン)の収穫数量が予想されています。
今のところワイルド種全体としては、約2億3,700万ポンド(約107,300トン)と昨年よりも微増予想ではありますが、豊作であった2014年~2016年と比較すると、約6割~7割程と大きく減少している状況です。
このため今期の新物価格については値上り傾向となっています。詳細は弊社営業担当者までお問合せくださいます様、お願い申し上げます。

海外乳製品市況

画像クリックで拡大します

海外乳製品相場は全体的に緩やかな上昇傾向にあります。ニュージーランド(以下NZ)及び欧州は生乳生産量が前年比並となっており安定していますが、逆に言えば伸びもなく増産が見込めず、豪州は干ばつで減産となっており、一方で需要は底堅いために小幅ながらも相場が押し上げられています。
製品別にみた場合、NZのバター価格は欧州価格を上回ったため高値を嫌って買い控えが起きましたが需要は底堅くユーザーも買い易い価格帯になったため再び微増傾向にあります。
一方で欧州産は潤沢にあることから下落傾向が続いていましたが同じく買い易い価格帯になったことから小幅ながらも反発しています。NZ産はFOB$4,110/mt近辺、欧州産はFOB$4,040/mt近辺となっており、引き続き欧州産がNZ産を下回る価格の逆転が続いていますが価格差は収斂しつつあります。
全脂粉乳はNZ産と欧州産が同水準にありましたが、NZ産の買いが伸びずNZ産が若干安価となっています。脱脂粉乳は在庫過剰で長らく相場低迷していたところ底入れし上昇を見せ、年央には一休みとなりましたが堅調な需要で再び上昇傾向となっています。
NZ産全脂粉乳はFOB$3,140/mt近辺、脱脂粉乳は$2,710/mt近辺、欧州産全脂粉乳は$3,320/mt近辺、脱脂粉乳は$2,580/mt近辺となっています。
バター・脱脂粉乳の価格は共に欧州産<オセアニア産となっていますが価格差は近づいています。当面は価格の拮抗状態が続く見込みです。

商品案内

SUN-RISE 素焼きミックスナッツ<6種>

画像クリックで拡大します

市場でのミックスナッツは4種類のナッツ[アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツ]を配合したものが主流になっており、価格帯は300~600円の商品を中心に構成されております。
こうした中、原料や個包装等の形態で差別化を図った高単価タイプの商品も発売されており、700円以上の高価格帯商品の構成比は増加傾向にございます。
また、販売金額別の構成比では同価格帯は全体の約23%を占めていることから、店頭での売上にも十分に貢献できるものと考えております。
弊社では今春より個包装タイプのロカボミックスナッツを発売し、798円と高価格帯でありながらもご好評をいただいております。このことからも、ミックスナッツにおいてはその付加価値や差別化によって、比較的高単価の商品が受け入れられやすい傾向にあることが伺えます。
そこでこの度、高価格帯の「こだわりミックスナッツ」をラインナップに加えることといたしました。定番のナッツ4種類にヘーゼルナッツ・ピーカンナッツを加えた6種類のミックスし、それぞれのナッツの味わいを感じられる様、食塩不使用で香ばしく仕上げました。
是非ご拡売の程よろしくお願い申し上げます。

<商品特長>
・ 素焼きのナッツ6種類(クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、マカダミアナッツ)をミックスしました。
・ 食塩不使用ですので、毎日のおやつや間食にお気軽にお召し上がりいただけます。
・ 保管に便利なチャック付きです。

荷姿    245g×10袋/ケース
保存方法    常 温
賞味期間    6ヶ月
包装形態    チャック付き平袋
内容量    245g
希望小売価格  980円(税別)

株式会社ナニワより

画像クリックで拡大します

桜あんEX50   1月~4月期間限定販売

大島桜の塩漬け桜葉を練りこみ、風味豊かであっさりとした餡に仕上げました。
製菓・製パンにご使用いただけます。是非一度お試しください。
使い易い1kg個包装

商品名 桜あんEX50
原材料名 生あん、砂糖、塩漬桜葉、/トレハロース、コチニール色素
包装形態 1kg×6
賞味期限 90日(25℃以下)
Brix 50
取り扱い上の注意 開封後は冷蔵保存し、お早めにご使用下さい


ミックスかのこ#11 
彩り鮮やかなレギュラーかのこ4種をプレミックスしました。
生地への練り込み、トッピングに手間いらずで、使い残りも最小限で済みます。
使い易い1kg個包装

商品名 ミックスかのこ#11
原材料名 砂糖、還元水飴、青えんどう、手亡豆、ひよこ豆、金時豆
包装形態 2kg×2
賞味期限 180日(25℃以下)
Brix 67
取り扱い上の注意 開封後は冷蔵保存し、お早めにご使用下さい

詳細は弊社営業者までお問合わせいただけます様、よろしくお願いいたします。





正栄だより

2019年カリフォルニア農園研修セミナー

画像クリックで拡大します

9月24日(火)~10月1日(火)の8日間に渡り、弊社主催のカリフォルニア農園研修セミナーを実施いたしました。
今回で25回目を迎えます当研修セミナーは、正栄USAを中心に、弊社主力商品であるクルミ、アーモンド、プルーン、レーズンの農園・加工工場や、乳製品工場、搾乳所を訪問し、各原料の収穫から加工までの流れを見学していただき、商品への理解を深めていただくことが目的です。
今年は、お客様が23社・25名、弊社関係会社2名、弊社随行員10名の総勢37名でのツアー実施となりました。
初日はサンノゼ空港到着後、ピスタチオの栽培から加工までを行なうパッカーであるキーナンファームズ社を訪問。会社概要等の説明後、ピスタチオの農園を見学しました。
農園ではちょうど収穫作業が行なわれており、ツアー参加者も初めて収穫風景を見る方が多かったようで、真剣に動画や写真を撮る姿が印象的でした。その後工場の見学へと移り、事務所に戻った際には同社のピスタチオを使用したアイスクリームとクッキーを試食しました。

2日目は、キングスバーグにあるレーズンパッカーのサンメイド社と、契約農家であるレーズン農園、乳製品のメーカーであるヒルマー社の搾乳所と牛舎、アーモンドパッカーであるブルーダイヤモンド社の3社を訪問するというハードな1日となりました。
 サンメイド社ではスライドによる会社概要の説明、収穫・加工方法の説明後、工場・農園見学へと移りました。農園では実際にトレーの上にぶどうが乾燥されており、手摘み・機械式・DOV方式の3つの収穫方法について説明を受けました。ヒルマー社では牛舎内をバスで巡回し、回転式自動搾乳機での搾乳方法の説明を受けました。世界一のアーモンドパッカーであるブルーダイヤモンド社はターロック工場を訪問。概要説明後、工場を見学。2013年に稼働を始めた新しい工場で、製造工程を間近では見ることは出来ず窓越しからの見学ではありましたがスライスアーモンドの工程を見学しました。

3日目はユバシティに向かい、サンスウィート社のプルーン加工工場と正栄USAのクルミ農園・クルミ加工工場を訪問しました。サンスウィート社は、当社と業務提携を結んでおり、強い絆で結ばれています。当日は、日本輸出商品を製造しているJルームを見学しました。正栄USAでは会社概要説明後、工場へと移り原料受入から脱殻・選別・包装工程を見学し、その後クルミ農園の視察を行ないました。さらに同日夜には、正栄USA・現地グロワー(栽培生産者)との懇親パーティがあり、お取引先様をご紹介する機会を設け、交流を行なうなど、大変楽しい夜となりました。

4日目はチコへ移動し、正栄USAの契約農家であるM&T社の農園と工場を見学。
農園では、シェイカーと呼ばれる機械で木をはさみ、大胆にクルミを振るい落とす光景に圧倒される声が多数上がっていました。工場では、収穫後のクルミの外皮除去と乾燥(ドライヤー)の工程を見学しました。
午後は市場調査として、バカビルにあるスーパーマーケット(ナゲットマーケット、トレーダージョーズ、ホールフーズ)を視察しました。

4日目で農園・工場視察は終了し、5日目はゴルフ組とワイナリー組に分かれて観光。
6日目は、全員で「監獄島」として有名なアルカトラズ島を見学後、市内観光組とメジャー観戦組に分かれました。
夜は日本食レストランにて解団式が行なわれ、今回のセミナーに関して、お客様一人一人より大変有難いお言葉を頂戴いたしました。

今回の研修セミナーでは現地農園・工場の方々から伝わる熱意、商品に対する自信と誇り、より良いものを作りたいというご参加者皆様の想いを感じ、その双方を今後も繋いでいく懸け橋でならなければならないと強く感じました。
今回ご参加をいただきました皆様、8日間という大変貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
移動距離にして1,700kmと、ハードなスケジュールの中、参加者様の多大なるご協力をいただきトラブルや事故もなく当セミナーを終えることが出来ました。
現地スタッフ及び随行員一同、心より御礼申し上げます。


ジャパンケーキショー2019開催される

画像クリックで拡大します

ジャパンケーキショ―2019が10月15日(火)~17日(木)に東京都産業貿易センター台東館で開催され、三日間で約18,000名が来場しました。
日本最大の洋菓子コンテストで、会場には日本全国、およびアジアから集まった洋菓子作品約1,900点が展示され、業界を代表する審査員により厳正なる審査が行なわれ、各部門ごとに賞が与えられました。
弊社は洋菓子関連企業のコーナーにて、製菓材料の展示を行ないました。
全国の製菓学校の学生をはじめ、洋菓子店経営者、その他関連企業の皆様が来場し、中国や台湾などアジア各国のお客様も多くみられました。
今回は新商品のグラスフェッドバターをはじめアーモンドミルク、漬け込みフルーツ、マロンペースト各種を展示。
イタリア産ホールマロン、ポムアシッド、ピーカンナッツチョコ掛けが好評でした。
ご来場いただきましてありがとうございました。

Sweets News

GENTLE Italian&Sushi Bar

画像クリックで拡大します

完全な菜食主義者の考え方を持つヴィーガン(動物性食品を使用しない)は今や世界的な広がりが見られます。
南青山にあるGENTLEはイタリアンレストランと鮨処を併設しながらもベジタリアンやヴィーガンなど多様な食習慣にも対応するレストランです。
今回は濃いアーモンドミルク〜濃厚プレーン〜を使用したグルテンフリーのヴィーガンデザートを3品ご紹介いたします。
生クリーム、豆乳の代わりに栄養価の高いアーモンドミルクを使用することでヘルシーながらも濃厚でまろやかな味わいになるように仕上げました。
 
「飲むショートケーキアーモンドミルクVer.」は一番下からシロップと合わせた竹炭スポンジ、苺ピューレ、一番上には豆乳ホイップとアーモンドミルクを合わせて立てた泡を乗せました。
見た目も綺麗な層にし、おしゃれなカクテルのような仕上がりにしました。とろっと奥行きのあるコクが特長のアーモンドミルクを使用した、濃厚でなめらかなクリームを楽しんで頂きたいです。

「RAWブルーベリームース&アーモンドミルクチーズケーキ風」はアーモンドミルクを使用したRAWケーキです。
RAWケーキとは、アガぺシロップ、ココナッツオイル、一晩水に漬けたカシューナッツなどをフードプロセッサーにかけて焼かずに固めただけのケーキで通常、水で濃度を 調整しますがアーモンドミルクを使用することでコクを残したまま合わせることができ、出来上がりの濃厚さや風味の仕上がりが丁度良くなります。半量の生地に白みそとゆず果汁を合わせチーズケーキ風に、もう一方にはフレッシュのブルーベリーを合わせてマーブル状になるように仕上げました。   
また、ココナッツミルクとアーモンドミルクの相性がとても良いのでさらに奥深さが増したケーキになります。

「アーモンドミルク トリコロールRAWケーキ」はアーモンドミルクを 使用したRAWケーキをベースに緑は抹茶クロレラ、白はバニラ、赤はビーツで味付けをして一層ずつ型に流したコントラストが美しいケーキです。
アーモンドミルクを使用することでそれぞれの味わいがしっかり感じられ、いずれも合わせている食材はスーパーフードと呼ばれるものや栄養バランスが良いので安心して美味しく召し上がっていただけます。

これからの時代はベジタリアンやヴィーガンフードなど今までより更に 密接に関わってくると思います。
新メニューを開発する際には栄養価が高く、体が喜ぶアンチエイジングに繋がるものを作るように心がけています。
 
今後はこのレストランを舞台として「食のバリアフリー」をテーマに掲げ、様々な食の嗜好の方がストレスなく同じ食卓を囲めるように、食習慣だけでなく利用シーンも訪れる大人たちも多様性溢れるすべての人が一緒に楽しめるようにすることが目標です。

一覧へ戻る
Page top